家づくり実例集 東川邸

主張しすぎない、引き算の清楚な美しさを。

鹿児島市 明和・東川邸

木の家、が良いと考えてベガハウスを選んでくださった東川さん。どこに居ても家族の気配が感じられて、明るくていつでもどこでも会話ができること、それがご要望でした。趣味のお花が相当な腕前の奥さまは、我も我もと出しゃばることを好まず、「主張しすぎず、主張しなくて凛としている」ことを良しとします。飾り過ぎずに本当に好きなものが引き立つような、奥さま曰く「引き算」の発想がプランに生かされています。庭は、どこを見ても緑が映えているようにと考え、草花を育て菜園も楽しまれています。

リビングと和室を行き来できる中庭のウッドデッキ。




吹き抜けの畳リビング。床面積はさほど広くなくても広々とした空間が味わえます。

薪ストーブを置いたリビングダイニング。



目線と動線に配慮した家族のスペース。

ダイニングに設けた家族デスク。


外の空気を味わう2階のバルコニー。

生け花は、心を生けて、心が現れます。

鹿児島市 ・東川さん

かつて10年ほどお花とお茶を習っていたという東川さん。今は、生けたいと思ったときに、流儀にとらわれずに気持ちが向かうままに「東川流」でお花を楽しんでいらっしゃいます。ベガハウスの家で、お花を生ける様子を取材させていただきました。

どんなお花を選んだのですか?

東川さん「紫陽花がきれいだったので、今日は紫陽花を中心に生けてみようと思います。紫陽花のブルーがきわだつように、反対色を入れてみました。やわらかい色が好きで、ダリヤとトルコキキョウがきれいだったのでこれを生けてみたいと思いました。」

生け花は長くなさっているのですか?

東川さん「ずっと生け花を習っていましたが、最近は流儀にとらわれず自由に花を挿す盛り花を楽しむことが多いです。東川流ですね」

東川流はどんな生け方をするのですか?

東川さん「できるだけ自然のままに、生け方のデザインにこだわらずに、お互いに譲り合うような、そんな生け方かな。あまり主張しすぎないのがいいかなって」

それは、東川さんの生き方とか暮らし方の考えでもありますね。

東川さん「そうありたいですね。前に出過ぎずに、でも助けを求められたときにはさっと手を差し出せるような。そんな存在でいたいと思うことがあります。花も、どんな花も好きなのですが、野にたたずんでいるような花が好きですね。そのときの気分にもよります。派手な花がいいなと思うときもありますが、そんな気持ちばっかりは続かないので、やっぱり野花のような感じが好きかな」

どういうときに花を生けますか?

東川さん「決まってはいませんが、花を見てびびっときたときに、この花を生けてみたいなと思ったりします。あと、自分が落ち着きたいと思ったときに生けているかもしれません。池坊で習っていたのですが、その先生からはお茶も習っていて、お花とお茶を通して心を教わったと思います。相手を大切にする心とか、凛として自分に恥ずかしくないような生き方とか、人生を教えていただいていたように思います。花の楽しさは、今の自分を花が表現してくれること。花が自分の代弁者になってくれるんです。自分を客観的に見れるとこが好きなところです」