樹木のケア

水やり

樹木への水やりは樹種によっても異なり、土壌や場所などの条件でも異なります。
基本的に根の周りの土が乾燥したら与えて下さい。

害虫・病気

普段気を付けていても害虫がついてしまうことがあります。4月頃の新芽の時期、6月頃の毛虫の発生時期、8月中旬頃の第2期の発生時期、暑さが落ち着く9月中旬が害虫の付きやすい時期です。害虫と言っても相手はほとんどが小さな昆虫などで決して悪物ではありません。しかし、毒を持っているものも多いので十分注意が必要です。

剪定(せんてい)

樹木は徐々に枝葉の数が多くなって、夏場などにはとても良い木陰になりますが、茂りすぎてしまうと枝張りの内部まで日射や紫外線などが当らず、また風通しも悪くなるため、害虫にとっても天敵から隠れる格好の住居となり、病害の原因となる細菌の繁殖を助けてしまいます。日頃の適度な剪定が薬剤に頼らなくても良い環境づくりになります。以後は選定の参考にしてください。

剪定枝の種類

剪定枝の種類

剪定の方法

切り詰め剪定

長くなった軸を、適度な長さに切ります。
切る際に、芽の方向を考えて切ります。

切り詰め剪定

切り返し

長くなった枝のうち、先端を切って全体の長さを短くします。全体のバランスを考えて、枝の本数を調整します。

切り返し

枝透かし

風通しや日の当たりを良くするために、交差している枝や並行している枝などを切り、全体のボリュームを調整します。

枝透かし

ベガ工房