高天井とは?開放感とウラハラの注意点をご存知ですか?

お家づくりを考えるときに、

「天井の高さ」

気になるところですよね。

今回は、家の中にいながら開放的って、なんて贅沢なの!豊かなの!な、「高天井」についてのおはなしを少々。

ということで、高天井トーク、レッツゴーです!

高天井とは、その名の通り「高い天井」です。

高い天井、憧れますよね。ぐっと高まる開放感。広々ゆったり豊かだな〜って。

高い位置に窓もつけられるので、周りの視線を気にせずに、自然光でパッと室内が明るくなります。ただ、これには注意が必要でして。高い位置の窓の良さが発揮されるのは、土地柄にもよるところが大きいですね。 住宅密集地だと見下ろされる心配が……。

ですので、敷地の周辺環境をしっかりと読み込むことはとっても大事です!逆をいえば、しっかりと読み込みさえすれば安心ですよ◎

そして高天井は、大きめのペンダントライトを受け入れてくれる包容力があるので照明を選ぶ楽しみもできます。

いいところ、いっぱいなんです!

高天井の注意点

いいところをいっぱい書きましたが、もちろんデメリットもあります。これが世のさが、世のさだめ……。

高天井にするときには、ちょぴっと考えないといけないこともあるんです。

施工費が上がってしまいがち

天井を高くするだけ、その分の材料が増え、職人さんの手間も増えるのでね。場合によっては家の中に足場を組む必要もあるので、高天井のときは、ここにかかるコストも考えておくといいですね。

掃除が大変になりがち

高天井&高窓のときにありがちですね。簡単には届かない位置に窓がくるので、脚立をくんだり、場合によっては業者さんを呼んだり、掃除が大変になることがあります。

光熱費があがりがち

天井の高さをあげると、その分、お家の容積が大きくなりますね。なので、低めの天井よりは高くなっちゃう傾向にありますね。

手元の明るさはビミョーかも

天井につける照明だけでは、部屋としての明るさは大丈夫かもしれませんが、本を読んだり、細かい作業をするための、手元の明るさをしっかりと確保するのはちょっとビミョーかも?

天井、つまりは照明器具と手元の距離が長くなるので、手元を照らすためのプラスアルファの照明器具が必要になりますね。

人によってはそわそわ?

高くて広々とした空間は、人によってはそわそわ落ち着かないかも?こればっかりは体感しないと分からないことなので、色々な高さの天井の空間をぜひ味わってみることをおススメします!

天井が低いほうが落ち着く部屋もある

例えば「寝る」寝室、「座る」和室やトイレなど、人が「床」に近い場所にいるお部屋では、低めの天井のほうが落ち着くこともありますね。

高天井も、低い天井もどちらも大事

って、おいおい!
高天井の話をしていたのに、低いほうがいいって!?

はい。そうなんです。
低いほうがいいこともあるんです。逆も然り。高いほうがいいこともあるんです。結局はですね、高いのも、低いのもどっちも大事なんです!!

低い天井の部屋から、高い天井の部屋に行くと、より広々感、開放感を感じることができます。逆も然り。高い天井の部屋から低い天井の部屋に行くと、よりホッとでき、落ち着き感、安心感を感じることができますね。

高さが必要なお部屋は高く、低さが必要なお部屋は低く。このメリハリがそれぞれの「天井高」の良さを最大限に引き出してくれるのです。

高天井は、体感するのが一番です

今回は「高天井」に焦点を当てて、天井の高さについてお話ししました。

いろいろいろいろ書きましたが、体感してみるのが一番です!いろーんな空間で、自分にとってどの高さが一番落ち着くのか、快適なのか、そして、それぞれのメリット・デメリットを照らしあわせながら、考えてみるのも楽しいかもしれませんね。

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