お引き渡しまでのショートストーリー

手から離れ行く寂しさ

先日、約半年にわたって工事を進めていたお家がお引渡し日を迎えました。お引渡しの日は、監理させていただいた身からすると、いつも寂しい気持ちになります。

鍵を渡して、資料の記入や取り扱いの説明を終えると、それは突如としてやってきます。「ありがとうございました」と言って、玄関をしめる。その瞬間からもう二度と自分で開けることができません。当たり前なのですが、今まで大切に監理していたものが、自分の手から離れてしまう。

この職業の一番の楽しい時であり、悲しい時でもあります。どのお家にも絶対ある着工してからお引き渡しまでのショートストーリー。

ぜひぜひ、おうちの現場監督さんや設計者に聞いてみてください!今回ではご家族みなさんで植込みに参加して頂きました。引っ越してからのお庭いじりもこれで数段楽しくなると思います。

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