暮らしの所感。アフター定期訪問「ベガイク」の記録_2025年10月4日

この連載では、お施主さまから「暮らしの所感」をお聞きしています。家づくり中に感じたことや、実際に住んでみて感じていることなど、お施主さまの率直なご意見です。

毎月第一土曜日はアフター定期訪問「ベガイク」の日。「ベガイク」は、9ヶ月おきにお施主さまの家にお伺いして、家の状態を確認したり、メンテナンス方法をお伝えしながら、共に家を育てる、ベガハウスの活動です。

植栽や床材、建具など自然素材は春夏秋冬で変化するため、どの季節も点検が巡ってくるように、1年に1回、ではなく9ヶ月おきに訪問しています。

日置市_Iさま邸

お引渡しから:2年1カ月
家族構成:ご夫婦とお子様1人

家づくりを始めたキッカケはなんですか?

奥さま「私がInstagramでベガハウスを見ていて。その時は、暇だし行ってみようかなくらいの興味本位で見学会に行きました。」

その後、お子様が生まれ、歩き始めた頃に「今のアパートでは手狭かも」と再び見学会へ来られたそうです。

ベガハウスを選んだ“決め手”は何だったでしょう?

ご主人「僕は他の会社を見ていません」

奥さま「私が勝手にベガハウスと決めていました(笑)

友人たちから、他の会社さんは見学に行ったら、その後の勧誘や連絡が多いといった話を聞いていました。でも、ベガハウスは最初に見学に行った後、まったく連絡がなかったんです(笑)

私たちにとってはそれがすごくよかった。
しつこくなかったので、逆に「また行ってみようかな」と自然に思えました。
“追われたら逃げる”タイプなので。」

家づくりの最中に印象深かったことはありますか?

ご主人「最初は隣の敷地で考えていて、僕たちの要望を取り入れたプランの提案をもらっていましたが、先に売れてしまったので敷地が変わったんです。

隣の敷地の時と同じような造りだけど、外の景色や環境に合わせて窓の取り方などを工夫してくれて。設計のアプローチの仕方、提案力がよかったです。」

奥さま「ソファかな。オリジナルのヘッドレスト。私には少し高いので外して背もたれの上にのせて使ったり、枕にしたり。」

ご主人「僕は基本ソファにいます(笑)」

オリジナルのヘッドレストについてのブログはこちらから↓

https://vegahouse.biz/blog/mock-up06/

採用してよかったと思うことはなんでしょうか?

ご主人「天窓です。日中の光の入り方が時間や季節によって少しずつ変わっていく。なかったらなかったで分からなかったかもしれない。あるからこそ、あぁいいなぁと思います。

漆喰も、どうしようかなと思ったけど取り入れてよかった。直射じゃない光を漆喰が反射して広げてくれる。手で塗ったような跡があるのもいい。

テクニカルの田村さんの押しに負けてよかったね。壁紙にするか悩んだけど、いやここは絶対漆喰がいい!と言われて(笑)」

奥さま「普段は照明を付けてないんです。光の入り方が時期によって太かったり細かったりするので、あぁ季節が変わってるなと思います。

あと、ソファに座るとちょうど天窓から電柱の先が見える。娘がそれを見て「パン工場の煙突だ」と言っていたんです。」

ご主人「リビングのスポットライトを、角度が変えられるようにしたこと。用途に合わせて向きを変えられる。最初のプランではデスクコーナーだったけど、なくして良かった。使い方を変えられるのがいい。」

奥さま「もしかしたら、のちのちここにピアノが来るかもしれないね。」

奥さま「あとは乾太くんと食洗機。この2つにはしっかり“課金”して正解でした(笑)」

これから家づくりをする方にアドバイスをお願いします。

ご主人「意外と坪数にはこだわらなくていいかも。

平屋だから最初は30坪かなと思ってたけど、24坪でプランが出てきた。数字で見たら小さいと思ったけど、実は意外と30坪なくてよかったです。造りで広く見えるように工夫してくれた。

広いと物が増えたり結局使わなかったりするので。住んでみたら、これ以上広くなくていいなぁと思います。自分たちの生活をベースにつくってくれたから、ちょうどいい。」

ご主人「建てる前に、住んでいるお家を見せてもらったのが大きかったです。坪数は小さいけど家族間の距離が近いからこそ雰囲気が良い家庭だなと思いました。

“大は小を兼ねる“という考えが変わりました。」

奥さま「OBのお家をいっぱい見た方がいいよね。実際に見て住んでいる人の雰囲気と家をセットで見みると参考になる。

こまごました物は増えているけど、大物は増やさないようにしています。今ある収納で足りてるし、押し込めてるし(笑)」

ご主人「担当者に、言うことは言っておいた方がいい。」

奥さま「私がぽろっと“旦那と肩がすれ違わない生活がしたい“と言ったのを、プランナーさんが拾って取り入れてくれたんです。キッチンまわりの動線が考えられていて回遊性がある。」

ご主人「すれ違いそうになったら曲がってルートを変えられる。あの通路は大事ですよ(笑)」

奥さま「収納にせずに動線を残しておいてよかった。だから食器を増やさないようにしようと思いますね。」