間取りのご要望を聞かせて頂く際、高い確率ででてくるご要望!それは…「車を降りて雨に濡れずに玄関まで行きたい!!」です。鹿児島は雨も多いですし、この梅雨時期は特に車までの少しの距離がおっくうだったり、傘をさす手間が面倒だったり。買い物袋がたくさんあるときなど、大変ですよね。
ということで、今回はビルトインガレージのメリットデメリットに着目してみましょう。
ビルトインガレージとは
車を格納するための車庫。車だけでなく自転車やバイクなどを仕舞え、インナーガレージともいいます。シャッターやドアをつけてより室内のような倉庫のような空間にする場合もあります。ご家族で色々な使い方がありそうです!
ビルトインガレージの5つのメリット
- 雨に濡れずに玄関まで行くことができる!
- 鹿児島は桜島の灰も降るので、車が汚くなるのを防ぐことができる!
- 外の倉庫と組み合わせて作ると一石二鳥!収納力UP!
- 建物と一緒に考えることができるので、建物の外観を損ねずにカーポートを設けることができる!
- 車を動かせば、日差しが強い日・雨の日の遊び場になったり、バーベキューできるスペースに変身
ビルトインガレージのデメリット
- 建物本体の坪数の中に駐車スペース分の坪数が追加されるので、建物本体の金額がUPする(カーポート代はいらなくなります)
- 建物の面積が増えるので、固定資産税が増える
※建築面積(建物の外壁や柱の中心線で囲まれた部分)が増えるので、建ぺい率(敷地に対してのおうちの面積)が増えます。この点には注意が必要です!
いろいろなビルトインガレージのご紹介
30坪の敷地に建つおうち。車2台分のガレージ。桜島を臨む眺望のよい土地ですので、2階リビングです。
中庭のある平屋のおうち。ガレージ内の暗さを和らげるために屋根に開口を設けて空からの光を入れています。
狭小地に建つスキップフロアの3階建てのおうち。玄関アプローチの隣に1台分を確保しました。外収納とつながり出し入れがしやすいです。
スキップフロアと中庭のある高天井の平屋のおうち。玄関出たらすぐにガレージ2台分。こちらも外収納とつながって外のものを出し入れしやすい。
角地にたつL字型の2階建てのおうち。中庭とつながる場所に1台分を確保しました。軒下を通って玄関へ。
ビルドインガレージ以外の雨対策
「雨に濡れずに玄関へ入ることができる」ようにする方法はほかにもあります!軒を広くだしたり、敷地次第では通り抜けることができる「車寄せ」という考え方もありますね。
建てられる敷地によっても、駐車スペースはいろいろ検討します。ご要望・ご予算をしっかり検討しながら、すごしやすい、使いやすいガレージライフを検討してみてはいかがでしょうか!